第45卦 萃の意味と解釈と卦辞解説
卦辞
亨(とお)る。王、有廟(ゆうびょう)に仮(いた)る。大人(たいじん)を見るに利あり。亨(とお)る。貞(ただ)しきに利あり。大牲(たいせい)を用いれば吉なり。往(ゆ)くところあるに利あり。
45番の卦「萃」は、人々や物事が集まり、協力して大きな成果を上げることを意味します。
このページでわかること
- 第45卦 萃の基本的な意味
- いまの判断にどう読み替えるか
- 仕事・恋愛・金運で見るときの入口
入口の選び方
まず卦辞で全体の調子をつかみ、次に総合解説を読み、恋愛と仕事の切り口を見比べ、最後に各爻で具体的な動きを確認する読み方が使いやすい構成です。
知恵の助言
現状は、人々や資源が自然と集まる「萃(あつ)まる」時期にあり、協力関係が築かれやすい流れにあります。
現状
人々や物事が一箇所に集まり、結束力が高まっている状態です。個々の力が集まることで、大きなエネルギーが生まれています。
流れと機会
集まった力を一つにして目標に向かう流れがあり、協力することで大きな成果を上げるチャンスです。志を同じくする仲間との連携が鍵となります。
注意点
集団が大きくなると秩序が乱れたり、不和が生じる可能性があります。また、形式的な付き合いや不誠実な態度は信頼を損なうため避けるべきです。
行動指針
中心となる明確な目標やリーダーを定め、誠実な態度で周囲と協力して進むことが求められます。自己中心的な行動を避け、全体の利益を考えて行動しましょう。
爻辞の詳細
孚(まこと)ありて終(おわ)らず、乃(すなわ)ち乱れ乃ち萃(あつ)まる。若(も)し号(さけ)べば、一握(いちあく)にして笑いとならん。恤(うれ)うるなかれ、往(ゆ)けば咎なし。
引(ひ)けば吉にして咎なし。孚(まこと)あれば乃(すなわ)ち禴(やく)を用いるに利あり。
萃(あつ)まる如(じょ)たり、嗟(なげ)く如たり。利(り)するところなし。往けば咎なし。小(すこ)しく吝(りん)なり。
大(だい)吉なり。咎なし。
萃(あつ)まるに位(い)あり。咎なし。孚(まこと)あらずんば、元(おお)いに永く貞(ただ)しくせよ、悔(くい)亡(ほろ)ぶ。
赍咨(せいし)して涕洟(ていい)す。咎なし。